今回は少し特殊なサイズ直しの手順を載せてみました(^^♪
何が特殊かっていうと
①裏抜きしてある(リングの内側をくりぬいている)
②サイズ#12ダウン
③ダイヤを留めている爪がバラバラ
以上のことから普段はお断りするような内容です
何故お断りするかは順を追って説明していきますね
下の写真が最初の状態です
まずは大きくサイズを変更ということで
そのまま小さくするとダイヤが割れてしまう
恐れがあるのでダイヤを外します
次に#21→#9にサイズダウンするので
#1=1㎜なので12㎜カットします
カットした端と端をくっつけます
溶接してくっつけて整形していきます
この時に鉄の棒に入れて真円になるように
木槌などで叩いて整形していくのですが
裏抜きしてある部分を叩いてしまうと
凹んでしまうことがあるので慎重に
形を整えていきます
次は外したダイヤを留めていくのですが
爪の補強をしてからダイヤをセットしていきます
せっかく外したのでダイヤの大きさを
1個づつ測ってセンターに大きいものを持ってきて
外側につれて小さく並べ替えました
1つ1つ高さなども違うので間違えないように
マジックで印をつけながら
高さが合うように台座の部分を削って調節しました
石の面がそろうようにセットして
ダイヤを留める爪がバラバラにならないように
ダイヤを留めて爪を磨いて完成✨
脇の小さなダイヤの
彫り留めもかかりが浅かったので
ついでに彫りなおして完璧!
これでほとんど全部触った感じになりましたが
最後に全体を綺麗に磨いて完成です✨
最初に購入されたときより
丈夫で綺麗になったと思います
お客様にも大変喜んでいただけたので
私もとても嬉しくなりました(^^♪